鏡を見る人

妊娠中はNG

先生

サロン選びは大切

ボトックス注射にはもちろん副作用もあります。副作用として多いのが顔の腫れです。こちらに関しては避けることができませんが、入れる量が少量なのでほかの美容整形術を比べても腫れはそれほど目立つものではなく、化粧をすれば問題ありません。もちろん美容外科も副作用を最小限にするために、初めてボトックスを打つ場合は通常より少なめに入れて様子を見、2週間〜1か月後の様子を確認して再度ボトックスを注入します。このように副作用に対する配慮をしっかりしている美容外科が大半であり、いきなり通常の量のボトックス注射を打つような美容外科は出来るだけ避けたほうが良いと言えるでしょう。ちなみに、ボトックス注射というのは「ボツリヌス菌」を顔に注入し、活発に動いてしまう顔の筋肉の動きを少なくすることで小顔効果や小じわ除去効果が期待できるという仕組みになっています。ボツリヌス菌は食中毒の原因となる菌であり、食中毒を引き起こすのは体内に数万単位のボツリヌス菌がいる場合です。ボトックスは注入する量が100から多くても1,000程度であり、食中毒のような症状を引き起こすことはほぼありえないといえるでしょう。しかし、ボトックス注射を利用する場合で注意しなければいけないのが、妊娠・授乳をしている時やこれから妊娠することを希望している場合です。この場合、ボツリヌス菌が胎児に悪影響を及ぼしてしまうので、絶対にボトックス注射を利用してはいけません。実際に海外で妊娠初期でボトックス注射を利用した場合、死産や奇形児などといった症例が報告されています。1歳未満の子にははちみつを与えてはいけないと良く言われますが、この原因もボツリヌス菌が原因である乳児ボツリヌス症を引き起こしてしまうためです。胎児もまだ腸が発達しておらず、これに感染しやすいために絶対に妊娠中・妊活中にボトックス注射を利用してはいけません。ちなみに妊活中の場合は女性だけでなく、男性が原因となることもあるので、男性も利用する際は時期をしっかり考えて利用するようにしましょう。